数多くの農業に使う農機具の中でトラクターは汎用性の高いものでありそしてその歴史も長いことで知られています。トラクターはもともと、ラテン語のけん引するという意味であり、何かをけん引する機械という意味で使われています。そのため、産業用のトラクターや軍事用のトラクターまでありますが、現在の日本ではトラクターというと農業用トラクターを示すほど、その存在はメジャーになっています。

もともと、トラクターは明治時代に日本に入ってきたものですが、戦前は特殊な農場でしか使われていませんでした。戦後、高度経済成長や農地の拡大とともにその使用範囲は広がり、当初は組合での共同所有だったものが1970年代ごろから個別で所有するようになってきました。

トラクター自体も拡大し続けており、大きいもので100馬力のものもあります。有名な農機具メーカーはこぞってトラクターの新商品を世に送り出し、現在では大小100もの農機具メーカーによってつくられています。しかしながら1990年代以降、高齢化の影響などから、農業を離れる人が少なくありません。それ故にトラクターを処分したい、不要なトラクターを何とかしたいという人も増えてきています。